会津の峠001 ~大峠~
聖書「会津の峠」新版、旧版の上下巻を参考に今なお多くの人、物が通行している峠から歴史と共に藪に埋もれてしまった峠を訪れてみよう。
言いだしっぺはリンク先「Digital Touring Magazine DTM-2~バイクでゆく福島の林道・廃道~」の管理人MRさん。去年の秋に訪れた沼尻林道散策のさい昼休憩のときに見せてもらった数枚のコピー。
それこそ会津の峠からの抜粋したコピーであった。
会津という地は周囲を山に囲まれているためかなりの数の峠がある。
その数なんと100を越える。どれだけ回れるか面白そうじゃない?というのがMRさん。
ちょうどその頃GPSロガーを手に入れ自分の通った道を見る楽しみを見つけた私は面白そうですねと乗ってしまう。
一口に会津というがその面積は相当なものだし今はまったく交通の無い物件もある訳で・・・到底そう簡単に回れるものではない。気長にいってみようと思う。
そんな前置きから始まったケモノ道版「会津の峠」の一発目の峠はご存知「大峠」からスタート。
といっても旧道のほうの大峠。通行不能なのにいまだ国道の指定を外されていない稀有な存在。
場所は喜多方市岩月町入田付~山形県米沢市。
平成3年まではこの道が米沢市へのメインルートであり豪雪地帯ゆえに半年は通行ができなかったという国道。
歴史は古くかつては伊達政宗が会津侵攻のために開かせた峠という。
その後明治に入りかの有名な三島通庸によって車道として整備されている。
それでは行ってみよう!
国道121号線を熱塩加納方面へ向かう途中に入田付への青看がある。旧道の方はこちらへ
今回の探索は5月中旬に訪れていますが、今年は4月のおかしな寒気と降雪がありました。
この間の残雪アタックですらあの雪の状況。標高がもっと高い、そして気温の低いこちらは・・・
もしや残雪たっぷり?
2008年の秋に訪れたときに補修されていた箇所はもうすでに路盤がやられている箇所がありました。
それにしても轍が結構あるな。
地元の人が山菜採りに入っているのかな?
去年見かけた崩落が進んだ場所にはこのような処置がとられていました。
ブルーシートで覆われ番号が振られた土嚢が乗せられています。
こんな箇所が4箇所あり工事の予定があるのかもしれません。
通行止めとはいえまだまだ生きている道なんですよ。ここは。
ところで私はここ数年欠かさずこの峠に散策に来ています。
何でと問われるとうまく言えないんですが・・・とにかく良いんです。
雰囲気が。
得に福島側の中盤以降のブナ林の中の雰囲気がたまりません。
いずれは冬にもいってみたいと考えるほどです(笑
ブナの合間を走る。
残雪とブナ。
そしてもうすぐ大峠随道というところで・・・
この状況。どうやら今年も一番乗りになったようです。
登りでの残雪アタックはだめですね。掘るだけ掘って前に進まないので押しが入りました。
また今年も会いに来たよ!!
風雪に耐え今なお色褪せることなく立ち続ける看板は今年も健在でした。
随道のほうは去年にまして山形側の崩落が進んでいるようです。
ここが福島と山形の県境、大峠。
きっとまた会いに来るよと下山しました。
今回のログの一部ですがこちら。
写真撮影ポイントもばっちりです。
言いだしっぺはリンク先「Digital Touring Magazine DTM-2~バイクでゆく福島の林道・廃道~」の管理人MRさん。去年の秋に訪れた沼尻林道散策のさい昼休憩のときに見せてもらった数枚のコピー。
それこそ会津の峠からの抜粋したコピーであった。
会津という地は周囲を山に囲まれているためかなりの数の峠がある。
その数なんと100を越える。どれだけ回れるか面白そうじゃない?というのがMRさん。
ちょうどその頃GPSロガーを手に入れ自分の通った道を見る楽しみを見つけた私は面白そうですねと乗ってしまう。
一口に会津というがその面積は相当なものだし今はまったく交通の無い物件もある訳で・・・到底そう簡単に回れるものではない。気長にいってみようと思う。
そんな前置きから始まったケモノ道版「会津の峠」の一発目の峠はご存知「大峠」からスタート。
といっても旧道のほうの大峠。通行不能なのにいまだ国道の指定を外されていない稀有な存在。
場所は喜多方市岩月町入田付~山形県米沢市。
平成3年まではこの道が米沢市へのメインルートであり豪雪地帯ゆえに半年は通行ができなかったという国道。
歴史は古くかつては伊達政宗が会津侵攻のために開かせた峠という。
その後明治に入りかの有名な三島通庸によって車道として整備されている。
それでは行ってみよう!
国道121号線を熱塩加納方面へ向かう途中に入田付への青看がある。旧道の方はこちらへ
今回の探索は5月中旬に訪れていますが、今年は4月のおかしな寒気と降雪がありました。
この間の残雪アタックですらあの雪の状況。標高がもっと高い、そして気温の低いこちらは・・・
もしや残雪たっぷり?
2008年の秋に訪れたときに補修されていた箇所はもうすでに路盤がやられている箇所がありました。
それにしても轍が結構あるな。
地元の人が山菜採りに入っているのかな?
去年見かけた崩落が進んだ場所にはこのような処置がとられていました。
ブルーシートで覆われ番号が振られた土嚢が乗せられています。
こんな箇所が4箇所あり工事の予定があるのかもしれません。
通行止めとはいえまだまだ生きている道なんですよ。ここは。
ところで私はここ数年欠かさずこの峠に散策に来ています。
何でと問われるとうまく言えないんですが・・・とにかく良いんです。
雰囲気が。
得に福島側の中盤以降のブナ林の中の雰囲気がたまりません。
いずれは冬にもいってみたいと考えるほどです(笑
ブナの合間を走る。
残雪とブナ。
そしてもうすぐ大峠随道というところで・・・
この状況。どうやら今年も一番乗りになったようです。
登りでの残雪アタックはだめですね。掘るだけ掘って前に進まないので押しが入りました。
また今年も会いに来たよ!!
風雪に耐え今なお色褪せることなく立ち続ける看板は今年も健在でした。
随道のほうは去年にまして山形側の崩落が進んでいるようです。
ここが福島と山形の県境、大峠。
きっとまた会いに来るよと下山しました。
今回のログの一部ですがこちら。
写真撮影ポイントもばっちりです。
ラベル: 会津の峠
4 件のコメント:
2010年5月23日 0:58 に投稿, MR さんは書きました...
「祝、10一番乗り」御目出度う御座居ます。
こんなオバカな企画に付き合って頂き有り難うございます。
しかしとても5月中頃とは思えない残雪ですねぇ。
おお、愛しの大峠隧道!青看君も元気そうで何よりです。大峠の構造群の中で最大の耐久力が在るのは路肩でも法面でも隧道でもなく、50年間曲がり歪みもせずにご起立しているこの標識、愛い奴ですな。
レポが上がった順からコチラのリストにリンク掛けますのでどうぞよしなにm(__)m。
2010年5月23日 7:26 に投稿, 熊五郎 さんは書きました...
>リンク
MRさんのように時代背景や考察など考えるでもなくいってきたよ~程度で申し訳ないです。
>こんなオバカな企画
いえいえとんでもない。おかげで自転車や徒歩でも探索してみたいと思っています。
厩や小桧沢、飯森越えなんか登山レベルですし楽しみですよ。
大峠はあの青看あってこそですね。あ、じっくり観察したこと無かった。また逝かなきゃ(笑
2010年6月2日 15:45 に投稿, 燦 さんは書きました...
お疲れさんです
一応、文言を探してみたんだけど、見付からなかったので取り敢えず。
直リンクしてもよろしいでしょうか?
http://windy-excursion2.srv7.biz/fukushima30.html
一つよしなにm(__;)m
2010年6月4日 13:54 に投稿, 熊五郎 さんは書きました...
>燦さん
そういうのまったく考えていませんでした。
直リンクの件何の問題ありませんのでどうぞ。
これからもケモノ道へ直リンクを増やせるようにマイペースで増やしていきますよ!
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