2011年11月12日土曜日

会津の峠 ~譲屋峠 敗北編~

喜多方市上三宮町譲屋から山都町の賢谷(かしこだに)へと至る峠。

先の双座松にて山都側へ抜けたため、こちらから喜多方へ抜けれるかを企む。
賢谷集落に入るとすぐに右折し地図にある神社を確認する。

そのまま直進するも民家・・・・


道間違ったか?


しかし民家と民家の間のごく細い道をそーっと通過するとそのまま高度を上げていくではないか。
これが地図にある点線と確信しそのままトツゲキ。

しかし、これ。

登山道レベルだぞ?抜けれんのか??

先ほどの民家から少し進むと浄水施設がある。
そこのあたりから徐々に道がはっきりしてくる。
こんな感じで進んでいけるのですが・・・

落ち葉によって十分保湿された黒土はよく滑ります。
こんなV字谷なんか登れやしません。力づくで押し上げ、ある程度のところで横に引きずり出してクリアしてます。
いきなりハードな扱いを受けているカモシカさんです。
正直こんなつもりじゃなかった・・・orz
燃費の確認と長時間乗りまわして不具合でないかのチェックだったのに。
でも、この道だとDTよりも安心感がありました。
やはり2輪2足の安心感。

ただねぇ・・・タイヤが3部山のIRC GP-110じゃきついですよ。
リアタイヤがつるっつるになってますね。

こんな感じで高度を上げて進んでいきます。
なんか登り切ったなぁというところでこの状況。
古い崩落の跡です。
左方向に道が開けている気配。
倒木をうまく処理して(準備悪いことに鋸忘れ・・・)
通過の期待を持って先へ進みます。
引き返すのはちょっとなぁ・・・ 

進んでいくと急に開ける所がありました。

が・・・

伐採の為に開いた道なのかな?
すんげぇ下りです。
先に続く道も見えています。

これ?なのか?
この先は喜多方なのか?
地図とは違うのを確認し先へ進んでみます。

が、


道が急に狭くなり、


ケモノ道状態になり・・・

ロスト。
藪です。

歩いて様子を見ても道の気配なし。


引き返しの決断ですね。
さて、あの山道を下りるか、

それとも
これ下るか・・・





写真でも見えますが現道が見えているんですよね。
で、先に見えている道幅も結構広い。
賭けてみます。

ダメん時は登れるのか?このタイヤで。


いやぁブレーキ効かないはイヤラシイ倒木はあるは結構な距離あるは・・・
何とか舗装道路にたどり着けました。
逆に言えば次はここから登ればコンティニューな訳だ。
結果、この位置は先ほどの賢谷の手前なんですね。
戻ってきたわけです。

ここのログが一番見たかったなぁ。

自宅で検証しました。
あんなダウンヒル、きっと航空写真で写ってると思って。
ありましたよ~
赤丸の先で道をロスト。分岐を間違えた可能性も否定できません。
そのまま進んでも道がないわけですし。
矢印のところを下りました。こう見ても伐採のためのようですね。
喜多方側からの譲屋峠に至る道は黄色線で確認できました。

ちなみに喜多方側からもトツゲキしようと思いましたが山止め。
キノコの時期ですからね。
他にもまわりたいところがあったので次回の課題にします。
という訳で敗北編でした・・・

ラベル:

熊五郎 さんの投稿 @ 11:30  

2 件のコメント:

  • 2011年11月26日 22:21 に投稿, Anonymous MR さんは書きました...

    次はここから登ればコンティニュー>

    とてもそうは思えないのはMRだけか?
    つーか、あの坂登れんの?マジで?という印象。

    それにしても、越後街道譲屋峠とはマイナーだよな?
    燦さんが解らないのも頷ける。

    北側の五分一峠と共に五枚沢から米沢側の西沢にゆく古道だ。東に戻れば熱塩加納から喜多方に戻るルート。
    よく道筋が残っていたと関心します。

    五枚沢は現在の五枚沢林道、西沢は五枚沢の県境付近にある赤崩林道から分岐して西沢沿いに間欠泉で有名な広川原温泉に出る林道で、現在は廃道と書けば位置関係が解るかな?

    間道も間道、見付けた事自体に感動します。(寒!

     
  • 2011年11月27日 14:57 に投稿, Blogger 熊五郎 さんは書きました...

    >コンテニュー
    天気よければ問題ないと思ってます。重機に登れて二輪で上れない坂はそうそう無いと思ってます(ホントか?

    思ったよりもはっきりと道筋が残っていました。
    後で調べたらMRさんがリンクされている「自転車で峠越え」さん通過しておりました。しかも同じルートで。


    この辺て集落が点在しているから間道もその数だけあるのでしょうね。

     

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